教室だより
駅ピアノ初体験
先日、予定外に、息子を徳山駅まで連れていきました。
私はホームまで付いていってハンカチを振りながら盛大に見送りたいタイプなのですが、息子はあっさりと改札を入り新幹線のホームに向かったのでした。
このまま帰ろうかな、でもまだ駐車場が無料だし。
そこで思い出したのです。駅ピアノがあるということを。
実は少し前に、高学年の生徒さんから、
「最近ストリートピアノをいくつか弾いてきたよ」の話に触発され、
「近いうちに私もストピ弾きに行きた~い」と思っていたのです。(でも、すっかり忘れてた)
願いは忘れた頃に叶うと言いますが、まさかこんな形でこんなに早く実現するとは!
(徳山駅は近いからその気になればいつでも行けるけど、日頃は車移動だし駅の構内に行く機会なんてほとんどないから)
ピアノのすぐ後ろの席にパソコンを開いているビジネスマンもおられたので大丈夫かな?と思いましたが、
おそるおそるピアノの蓋を開け・・・
弾いてしまいました♪
クラシック曲の中で私が一番好きな曲。
色んな音が飛び交っている中で弾くのは、やはりかなりの集中力が要るな、とあらためて感じました。
自分の音がよく聴こえないと少し不安になるよね。
思いのほか周りの人たちは自分のことに意識がいっているようで、囲まれてしまうというようなことはありませんでしたが、
もう少し私が上手で(!)皆が知っている曲を弾いたら、3人くらいに囲まれたりするのでしょうか(笑)
そのためには、ある程度の通行人が必要でしょうね^^;
いや~、それにしても本当に気持ち良かったです^^
自分で分析できているYちゃん
Yちゃんはさっぱりした性格で、レッスン中も自分の気持ちや考えを軽やかに素直に伝えるのが上手です。
3年生からという少し遅めのスタートでしたが、上達が目覚ましいし、何よりのびやかな音色で歌うように弾ける生徒さんです。
初ステージは入会から2か月(!)で出演してくれたのですが、本番2日前に注意したアドバイスをお家でしっかり練習し、本番では見事に文句なしの演奏をしました。
2回目の昨年は、ブルグミュラーもきれいに仕上げ、印象の異なるハバネラと組み合わせて、「魅せて」くれました。
習い始めの頃から、お母様が「毎回レッスンが分かりやすいと言っています」と何度も言って下さっており、感謝です。
上達に欠かせないのは、何より生徒さん本人の意識です^^ 目的意識を持ってコツコツと練習すること。
そんなYちゃん。(当教室はイニシャルYちゃんが4人います^^)
今日のレッスンで、テキストの曲の最後の2段が、少し納得いかない様子。
「私、自分で原因が分かっているんですよ。つい、曲の最初の方からばかり弾いてしまうから」
と、私が何を言ったわけでもないのに、自己分析したことを話してくれました。
そう、「気づく」って大事。
今回の場合は、曲の最後で、右手がスラーとスタッカートの組み合わせでややこしく、左手は慣れない指使いがあったからね。
その箇所を、部分練習しなくてはならないことが分かっていたけど、今回はできなかったのよね^^
部分練習が大事だといううことは当たり前のことで、どの生徒さんも知っている。
それができるときとできない時があるのでしょう。
今回のYちゃんに限って言えば、曲の前半から左手が弾きにくい部分もあったからだと思います。
それが不安で、出だしから弾くことを繰り返していたのかな。
だから、お家での練習は「次のレッスン日から逆算して、ペース配分を考えること」も大事になってくるよ、と話しました。
日頃から計画的に練習する習慣をつけておこうね。
Yちゃんは習い始めの頃から、うまく弾けない理由について私がアドバイスしていたことを、その都度きちんと受け止めていてくれたのでしょう。
いつの間にか、自分で気づけるようになっていました。
いつもレッスンが楽しくてあっという間だね!
今日も「レッスン時間が過ぎるのが早すぎる」と言っていました。
また次の発表会に向けて、練習していこうね^^
いつの間にか5月に。
今年の連休は、少し長めの休みとなりました。
私もですが、生徒さんたちもしっかりリフレッシュしたようですよ^^
それなりに(?)練習もしてきているので、えらいなと思います。
前回の記事の続き、体験レッスンのことを書こうと思っていたところ、連休前にまたご入会(兄妹)があり、若干タイミングを逃してしまった感があるところです^^;
男の子が5人になりました。
皆、礼儀正しいピアノ男子です。
しかも全員4年生以上。
ちなみに今のところ、この春体験にきてくれたのは、5歳、3年生、5年生、6年生、で、皆さん入会してくださったのですが、
5歳の子どもさんは、どうしても「話を聞く」ということ自体がまだ難しい様子だったので、お母様にも説明の上レッスンを辞退させていただき、もう少しお待ちいただくか、他のレッスン形態を検討いただくようご紹介しました。
体験の時もその片鱗が垣間見られたのである程度覚悟しておいたのですが、楽観視せず体験の時点で辞退させてもらっておけばよかったと反省しました。
当教室でのレッスンは、小さい子どもさんは、ある程度(15~20分)ピアノの前に座っていることができる生徒さんでお願いしております。
あと、挨拶、話を聞く、返事ができる、物を大事に扱う、などが身についている子どもさん。
これができないと、ピアノのレッスンとして成り立たないと思うからです(私は)。
この2つはリンクしてるように思います。
ピアノのレッスンで、基本的なしつけに時間を割いているのでは、もったいないと思います。
HPでは、一応、6歳頃~としていますが、上記ができる子どもさんであれば逆に何歳でも構いません^^
わが子こそは大丈夫(かも)! という方、木曜日の15時50分に、お会いして試してみましょう^^ 土曜日午前でも大丈夫。
↑
プレッシャーかけて申し訳ありません^^;
現在在籍されている生徒さんが3年生以上、と平均年齢高めなので、たまには小さい生徒さんにも巡り合いたいな♡と思う今日この頃です。
現在16時30分以降は満席です。
ありがとうございます。
体験レッスンと新しい生徒さん、そして在籍生徒さんの春の様子
今日は4月12日。
この春、今のところ2人の生徒さんが入ってこられました。
いずれも、体験レッスンを受けて、帰る時に入会を決めて帰られました。
当教室は、体験レッスンの日にその場で入会を決めて帰られる方が8~9割です。
私からは積極的にお誘いしない主義なので(笑)、ホームページをご覧になって、気持ちを大方決めてこられている方が多いのかなと思います。
あらかじめ電話でお話しする時も、HPをよくご覧になっているご様子が伝わってきます^^
なのでこちらから詳しいことをご説明する必要も少なく、本当に助かっております。
ありがとうございます^^
体験レッスンの様子はまた次の記事に書きたいと思います。
春になり、すでも在籍している生徒さんも、いつにも増してイキイキというか、若干落ち着かない様子の子もいます。
やはり、クラス替えがあったり、学校の方でも忙かったりするので、この時期は仕方ないかなと思うのですが、
やはり演奏にも反映される生徒さんもいますね^^;
「なんか今日テンポ早目じゃない?」とか
「めずらしく音が抜けてるよ」なんて言うこともあります。
そのうち落ち着くと思いますが(笑)、それにしても生徒さんの成長は早いものですね^^
嬉しいです♪
教室の今年~来年の予定も、少しずつクリアになってきつつあります。
生徒さんにも保護者の方にも満足してもらえるようなイベントにできたらと思います。
よろしくお願いいたします。
動画レッスンで生徒さんの成長を感じる。
今日から2月。
やはり1月はあっという間でしたね。
そして先月から動画レッスンに変更の生徒さんが増えてきました。
そんな中、Yちゃんから送られてきた動画を見た瞬間、嬉しいことがありました♪
動画の一番最初に、カメラ目線で
「おねがいします!」
と大きな声で、教室でのレッスンと同じように、丁寧に挨拶をしてくれたのでした。
お母様が声掛けしてくださったのかもしれないけど、動画の中で挨拶をしてくれた生徒さんは初めてだったので感激でした^^
そして、弾き終わった後もカメラを見て
「ありがとうございました!」
と。
口数がそんなに多い方ではないYちゃん。(でも表情はとっても豊か^^)
少し恥ずかしかったかもしれないけど、勇気を出して言ってくれたのでしょう。
その成長が本当にうれしい♪
コツコツとレッスンを重ねて2年以上過ぎました。
お母様は、マイペースだと気にしておられましたが、「音楽が好き!」というのがすごく伝わってくる生徒さんです。
音符も繰り返し書いて覚えたこともあるし、弾けないところを地道に練習するといった「努力を継続する」ことのできる子です^^
ゆっくりでいいからね~^^
ひとつ、ひとつ、着実に進んでいこうね。
私も気が長く、待てる方なので、波長が合うのかもしれません。
Yちゃんを見ていると、「この子は将来、心豊かに音楽を楽しめるようになるのだろうな」と思わせてくれます。
だから、そうなるよう、大切に、丁寧に、ずっと見守っていきたいなと思います^^
これからも一緒にがんばろうね!