教室だより
発表会の練習が始まりました。
1人1人の生徒さんに、得意なこと(持ち味)、苦手なこと(課題)があるわけですが、最近の生徒さんを見ているとつくづく
「継続は力なり」だなと感じます。
レッスン中のアドバイスに対する反応が、皆すばらしい^^
私が言ったことを、すぐに指に反映させて、改善できる。
もちろん、「頭で理解している」から指に反映できるわけですが、
集中力や観察力、読譜力、聴く力、フレーズ感、手指の動き、右と左で別のことをする、などだんだんピアノ脳になってきています。
マイペース型の子や、両手奏を難しがっていた子でも^^
発表会の練習に取り掛かり始めたところですが、昨年とはまた違った成長を目の当たりにして
子どもたちの日々のコツコツ努力の成果や、ピアノに対する真剣な思いに嬉しくなっているところです。
ピアノは、習い始めたからと言ってすぐに弾けるようになるものではありません。
習得するまでに努力の積み重ねと、時間が必要です。
急成長する時もあれば、停滞する時期もある。
気分が乗っている時もあれば、ちょっとやる気の出ない時もある。
生徒さんたちの成長は、本人がこれまで根気よく続けてきた成果ですが、
それをあたたかく見守り続けてくださっている保護者の皆様のおかげでもあると感謝しています。
私も、1人1人と向き合いながら大事なことを丁寧に時間をかけて根気よく伝え続けてきて本当に良かったと
この頃、本当に報われる瞬間が多く、子どもたちの秘めた力に日々感動しならレッスンしています^^
今回は、8月末の保護者宛て一斉送信LINEの文面を引用しながら書いた記事です^^
曲を完成させるのが楽しいNちゃん
連休も明けて1週間。
レッスン室に入ってくるなり「ダンスの曲が納得いかな~い」とか、「応援団になった」などと話してくれる生徒さんも^^
運動会の練習も始まっているようですね。
それと、先月頃から「次の発表会では〇〇の曲が弾きたいです!」などと、次の発表会に向けて意欲的な発言ももちらほら聞かれるようになりましたよ♪ まだ半年以上ありますが^^; でも、1年間ずっと発表会のことが頭の中にあるのは、色々な面で良いことだと思うのです。
発表会を楽しみにしている生徒さんばかりで(もちろん保護者の方も)嬉しいかぎりです^^
さて今日は5年生になったNちゃんの話を。
うちにきたのは2年生の時。
グループレッスンを半年経験してからのピアノ個人レッスンということで、音楽に親しみ音符やリズムはよく理解していているようでした。
課題は、やはり体~腕~手首~指先(打鍵の仕方含め)の使い方とフォームの改善でした。
とっても向上心があって、いつも私の顔を真剣な眼差しで見ながらアドバイスを聞いてくれています。
そしてそれを一生懸命反映させようとしてる^^
もちろん、すぐに改善できることと、時間がかかることがあるけど、うまく弾けるようになりたくて努力しているのがよ~くわかります。
レッスンもお家での練習も、入会当時から変わらずコンスタントにコツコツと取り組んでいます。
発表会の時期でなくても、月末レッスンが休みで1回空く時でも、運動会時期でくたびれているような時でも、練習量が一定です。
だから進み方も毎回安定してる。
これって本当にすばらしいこと!
そんなNちゃんは、お家でも自主的に練習しているそうで、時間帯は決めてないそうなんですが、ほぼ毎日弾いているとのこと。
これもすばらしいね^^
で、もちろんピアノが楽しいからこういう良き現状なわけですが、この前聞いてみたのです。
「ピアノのどこが楽しい?」と。
そしたら
「曲を完成させていくところが楽しい」と。
なるほどね~~~。
だから毎日ピアノに向かうはず^^
これとっても大事なこと。
ピアノを弾くこと自体が楽しいっていうのも素敵なことだけど、Nちゃんみたいに音楽を作っていく過程を楽しめることはもっと素敵なことよ♡
本番に強い子ですが、おそらく毎週のレッスンで弾く1発目も「本番」思っているはず。
この1週間の努力の成果を出す、という。
そういう気持ちが人一倍強い子だと思う。
昨年の発表会を終えた頃から手指のフォームがより安定し、音色が格段にキレイになりました。
しかしまだ打鍵のちょっとしたクセが抜けきらない部分があり、本人も自覚していて一生懸命改善しようとしています。
ここまで良くなったんだから、もう少し努力を続けたらきっとよくなるよ!
根気強いNちゃんに負けないくらい、私も根気強く寄り添い、見守っていきたいと思います。
そしてまた素晴らしいステージを見せてね^^
音楽を味わいながら弾けるSちゃん。
気がつけば1月も半ば。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ひとりひとりの個性や目標、練習環境などに寄り添って、「表現するって楽しい」と感じてもらえるようなレッスンにしたいと思っています。
3年生のSちゃんは、昨年の春関東から引っ越してきてレッスンを受け始めました。
ピアノ歴は5~6年ということでしたが、「もっと手指が整い、丁寧に楽譜を読み解くことができれば、音楽的で素敵な演奏になるだろうな」という第一印象でした。
長年のクセがどこまで改善できるかなと思っていたところ、1~2か月で指先ペチャも直って音色もぐっと良くなり、拍を意識することや、スラーやスタッカート、強弱などもつけて弾くことができるようになりました。
もともと音符が良く読めていて、指番号も守れていたので、上記に意識を向けることができ早く改善できたのでしょう^^
昨年12月の発表会では初めての2曲暗譜に挑戦しました。
「ドナウ河のさざ波」では、河面に光が差してキラキラしている様子を丁寧に表情豊かに演奏することができましたよ!
Sちゃんは素直で音楽がとっても好き。
やっぱり、言われたことをそのままやってみようという「素直さ」って大事だなと思います。
本人も「音楽好き!」と言っているけど、見ていてもすごーーーくわかります^^ もう音楽の中に入り込んで弾いている。
その様子を側で見ていると、私もとても嬉しくなります、いつも。
決して器用なタイプではないかもしれないけれど、音楽を味わいながら、心の中で歌いながら弾くことができるSちゃん^^
そういう演奏、好きよ♡
その純粋な「音楽が好き」という気持ちを大切にしながら、色々な曲が弾けるように導き、サポートしていってあげたいと思います。
今年もありがとうございました。
もうすぐ今年も終わり。
今年は私事でバタバタ&ハードな1年でしたが、生徒さん1人1人の成長が著しく、発表会も無事開催できほっとしているところです。
保護者の皆様には、温かく見守っていただきまして感謝しております。
苦手だった両手奏ができるようになり、レパートリーが増えた子。
自主的に譜読みをどんどん進めることができるようになった子。
発表会で好きな曲に挑戦して、難しいリズムが弾けるようになった子。
ペダルが上手に踏めるようになった子。
指先が整い音色がきれいになった子。
発表会に向けて、長い曲をやりとげた子。
お忙しい中休まずレッスンに通ってくださる大人の生徒さんたちも。
他にも数え切れないほどあります!
継続は力なり、ですね^^
生徒のみなさんはいつもご機嫌でレッスンにやってきて、穏やかでありながらも、集中する時はしっかり集中してる!
自分の気持ちを素直に伝えることもでき、落ち着いていて感じの良い子たちです、みんな。(もちろん大人の方も)
今年は本当に保護者の皆様に助けていただきましたが、お優しくて素敵な保護者さまだから、子供さん(生徒さん)も皆そうなのだな、とあらためて実感したのでありました^^
たまにこまかいことを言ってしまったりすることもあるけど、
そのわりに大ボケやらかしてしまうこともあるけど^^;
いつもいつも、色々とご協力くださり、見守ってくださり、あたたかく励ましてくださり、本当にありがとうございます。
生徒さんたち、来年もこの調子で楽しく、そして、しっかりと上達していきましょう♪
ホームページに訪問してくださった皆様も、ありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください^^
体験レッスンと新しい生徒さん、そして在籍生徒さんの春の様子
今日は4月12日。
この春、今のところ2人の生徒さんが入ってこられました。
いずれも、体験レッスンを受けて、帰る時に入会を決めて帰られました。
当教室は、体験レッスンの日にその場で入会を決めて帰られる方が8~9割です。
私からは積極的にお誘いしない主義なので(笑)、ホームページをご覧になって、気持ちを大方決めてこられている方が多いのかなと思います。
あらかじめ電話でお話しする時も、HPをよくご覧になっているご様子が伝わってきます^^
なのでこちらから詳しいことをご説明する必要も少なく、本当に助かっております。
ありがとうございます^^
体験レッスンの様子はまた次の記事に書きたいと思います。
春になり、すでも在籍している生徒さんも、いつにも増してイキイキというか、若干落ち着かない様子の子もいます。
やはり、クラス替えがあったり、学校の方でも忙かったりするので、この時期は仕方ないかなと思うのですが、
やはり演奏にも反映される生徒さんもいますね^^;
「なんか今日テンポ早目じゃない?」とか
「めずらしく音が抜けてるよ」なんて言うこともあります。
そのうち落ち着くと思いますが(笑)、それにしても生徒さんの成長は早いものですね^^
嬉しいです♪
教室の今年~来年の予定も、少しずつクリアになってきつつあります。
生徒さんにも保護者の方にも満足してもらえるようなイベントにできたらと思います。
よろしくお願いいたします。