教室だより
曲を完成させるのが楽しいNちゃん
連休も明けて1週間。
レッスン室に入ってくるなり「ダンスの曲が納得いかな~い」とか、「応援団になった」などと話してくれる生徒さんも^^
運動会の練習も始まっているようですね。
それと、先月頃から「次の発表会では〇〇の曲が弾きたいです!」などと、次の発表会に向けて意欲的な発言ももちらほら聞かれるようになりましたよ♪ まだ半年以上ありますが^^; でも、1年間ずっと発表会のことが頭の中にあるのは、色々な面で良いことだと思うのです。
発表会を楽しみにしている生徒さんばかりで(もちろん保護者の方も)嬉しいかぎりです^^
さて今日は5年生になったNちゃんの話を。
うちにきたのは2年生の時。
グループレッスンを半年経験してからのピアノ個人レッスンということで、音楽に親しみ音符やリズムはよく理解していているようでした。
課題は、やはり体~腕~手首~指先(打鍵の仕方含め)の使い方とフォームの改善でした。
とっても向上心があって、いつも私の顔を真剣な眼差しで見ながらアドバイスを聞いてくれています。
そしてそれを一生懸命反映させようとしてる^^
もちろん、すぐに改善できることと、時間がかかることがあるけど、うまく弾けるようになりたくて努力しているのがよ~くわかります。
レッスンもお家での練習も、入会当時から変わらずコンスタントにコツコツと取り組んでいます。
発表会の時期でなくても、月末レッスンが休みで1回空く時でも、運動会時期でくたびれているような時でも、練習量が一定です。
だから進み方も毎回安定してる。
これって本当にすばらしいこと!
そんなNちゃんは、お家でも自主的に練習しているそうで、時間帯は決めてないそうなんですが、ほぼ毎日弾いているとのこと。
これもすばらしいね^^
で、もちろんピアノが楽しいからこういう良き現状なわけですが、この前聞いてみたのです。
「ピアノのどこが楽しい?」と。
そしたら
「曲を完成させていくところが楽しい」と。
なるほどね~~~。
だから毎日ピアノに向かうはず^^
これとっても大事なこと。
ピアノを弾くこと自体が楽しいっていうのも素敵なことだけど、Nちゃんみたいに音楽を作っていく過程を楽しめることはもっと素敵なことよ♡
本番に強い子ですが、おそらく毎週のレッスンで弾く1発目も「本番」思っているはず。
この1週間の努力の成果を出す、という。
そういう気持ちが人一倍強い子だと思う。
昨年の発表会を終えた頃から手指のフォームがより安定し、音色が格段にキレイになりました。
しかしまだ打鍵のちょっとしたクセが抜けきらない部分があり、本人も自覚していて一生懸命改善しようとしています。
ここまで良くなったんだから、もう少し努力を続けたらきっとよくなるよ!
根気強いNちゃんに負けないくらい、私も根気強く寄り添い、見守っていきたいと思います。
そしてまた素晴らしいステージを見せてね^^